ククイ博士のおでかけ備忘録

おでかけをゆるゆるとまとめる。

おそロシアにいってみよう! ①旅程について

はじめに

私は7月の中旬、夏のおでかけ構想を練っていた。シルクロードはどうか。中央アジアはどうか。どこも予算オーバーで中々良い旅先が見つからなかった。しかし、私は梅雨空の関東平野を駆け抜ける車内の中で突如ロシア、シベリア鉄道が頭によぎった。次の思考は、おそロシアだったが悩む間も無く、シベリア鉄道の料金をロシア国鉄のHPで検索をかけた。ん、安い…6日間乗って約3万(3等寝台)ではないか。乗るしかない、乗る。私は颯爽と新宿駅新南口改札を抜け、一目散にカフェに飛び込んだ。そして、アイスコーヒーを飲みながら、シベリア鉄道の乗車券をクレジットカードでさっさと決済してしまった。旅のはじまりは突然であり、代金を決済するか否かによる。旅行に行くか悩んでいる方は今すぐに決済することを強く推奨する。

 

おでかけフロー

今回はBAマイルで航空券を発券した。ウラジオストク便の空席が無かったため、仕方なくハバロフスク行きの航空券にした。折角シベリア鉄道に乗るのだから、やはりシベリア鉄道0マイル地点からスタートしたい。結果、ハバロフスクからウラジオストクに移動し、ウラジオストクからロシア号に乗車し、モスクワまで目指すことにした。モスクワでは定番の観光をし、芸術鑑賞をする予定だ。もちろん、ロシア料理は見逃せない。また、ロシアは本当におそロシアなのか検証したいと考える。

 

おわりに

9月2日は日本が降伏文書を署名した日であり、ロシアでは「対日戦勝記念日」と呼ぶ日である。折角の機会であるため、道中、日本人墓地に足を運べたら良いと思う。

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バルセロナ編 芸術都市のバルセロナ⑨

目次

 前回の振り返り

f:id:ponpoko722:20190206153826j:image前回の更新から時間が空きましたので旅程の復習です。気付けばもう旅行から半年経ってしまいましたww。前回はスペイン国鉄を利用し、MadridからBarcelonaへ移動しました。今回Barcelona観光のまとめになります。結論、特に面白い事はないですが、治安よく落ち着いて観光できる良い街です。ヨーロッパの中でも比較的治安が良好だと思われます。

バルセロナ観光の経路

バルセロナの街は歩きやすく、Metroもありますので散策は楽しいです。特に海岸沿いは気持ちよくオススメです。しかし、ムンジュイック城は頂上185mにあり、ヘタってしまいますので要注意です。私は徒歩主義なのでバスは使いませんでしたが、バスを利用することでより効率的に観光ができます。時短向けですね。

Google Mapのタイムラインからこの日の経路を見ると、比較的無駄のない観光ができたのではないかと思います。この機能は旅行を振り返る際に最適です。

 

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では、写真とともにBarcelonaを見ていきましょう。一番手はサクラダ・ファミリア。実はサクラダ・ファミリア、市の建築許可を得ずに建築していた違法建築でした...以下、省略。

www.asahi.com

観光の際はMetroからのアクセスが良好です。Sagrada Família駅があります。おそらくサクラダ・ファミリアの為に作られた駅でしょう。入場券は予めネットで購入してPDFまたは印刷しておくと大変楽チンです。


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次にカタルーニャ音楽堂です。こちらは自由見学が出来ないので英語またはスペイン語のツアーに参加する必要があります。ツアー参加者の多くは欧米人でアジア人はおそらく私だけかな。みなさん興味津津で、最後の質問コーナーでは積極的に挙手して質問されてました。日本では、まずあり得ない光景ですね。

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こちらはバルセロネータービーチです。さすが地中海。このビーチは大きくて圧巻です。

都市にこんな綺麗なビーチがあるのは大変羨ましい限りです。現地の人も愛するビーチだそうで。


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このロープウェイを利用することでバルセロネータからムンジュイック城にワープが可能になります。欠点として結構並び、時間がかかります。時短策としてはイマイチな策です。しかし、ロープウェイからの景色は良く、バルセロナの街並みを一望出来ます。大半のお客さんも景色を見る為といったとこでした。


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ムンジェイック城です。地中海を一望出来ます。


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おやつに本場のチュロスを食べました。チュロスは結構しつこく、胃もたれしそうでした。私はそんなに美味しいと感じませんでしたが、お店は大繁盛しておりました。人気店だそうです。@Granja La Pallaresa 


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夕食は適当に立ち寄ったお店で済ますことにしました。お店選びのポイントは静かで尚且つ空いていること、すなわち適当に選びます。お店は少し空虚な方が良いのです。私は、メニューを一目し、適当に注文しました。このビールは日本では中ジョッキを超えるサイズでしょう。ビールで満腹でした。しばらく適当につまみましたが、やはりしょっぱい。しょっぱいものを毎日食べるのはなかなか苦行です。何かさっぱりしたものを食べたくなってしまいますね。いやスペイン料理美味しいんですよ。ただ塩分過多。


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 終わりに

バルセロナは治安面も良く、現地の方も親切でした。見所は多いのですが、取捨選択して、色々な旅行ができるのがバルセロナの良いところでしょう。次回訪れる際は、建築物とサクラダ・ファミリアの完成系を見学したいですね。

 

次回はローマ編始動!ベルギーに寄り道?

ローマで終電チャレンジ!?

 

 

 

 

 

スペイン編!スペイン高速列車AVEで行くバルセロナ⑧

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スペイン鉄道Renfeの高速列車AVEでマドリードからバルセロナまで移動しました。AVEは、スペイン版新幹線といった立ち位置であります。スペインの車窓は美しく、雄大な景色を堪能できます。本記事では軽めにRenfeについて紹介したいと思います。

スペイン鉄道Renfe

Renfeは列車運行を行うレンフェ・オペラドーラ (Renfe Operadora) と、インフラの管理を行うADIF(スペイン鉄道インフラ管理機構)に上下分離されました。旅行中、駅の場所を尋ねる際は、Renfeで通じる様です。

今回は事前にRenfeホームページで切符を購入しました。AVEは全車指定席なので予め予約する事が必要です。切符(オンライン購入割引あり)の購入は簡単ですが、HPはスペイン語のみ対応なので、言語面で多少手間取ります。支払いはクレジットカード、PayPalなど対応しております。ですが、日本のカードですとはじかれてしまい、何度繰り返してもダメでした。流石に埒が明かないという事でPayPalで決済することに。あれ?一発OK。結論Renfeの切符決済はPayPalが良いです。切符の購入が完了するとEチケットが送られてきます。Eチケットは切符になる様ですが、私は紙の切符が欲しかったので印刷しました。駅での印刷方法は簡単でした。特別問題はありません。

スペイン版新幹線AVE

Renfe路線の軌間のほとんどは、ヨーロッパで標準的に使用されている標準軌軌間1435mm)ではなく、広軌軌間1668mm)です。しかし、AVEの場合は標準軌を採用しています。これはフランスのTGVと直通運転を考慮したと考えれます。AVEは時速300キロで主要都市をつなぎます。

Renfeの高速鉄道路線を図示

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AVEは3つのクラスに分かれています。特等Club 1等Preferente、2等Turista。今回は1等のPreferenteにしました。特等と1等は食事サービス込みの料金であります。

マドリードからバルセロナ 1等Preferente 83.50€ 移動時間は2時間半です。対抗する飛行機は1時間半の所要時間です。この路線は鉄道、飛行機とも大変需要があります。

出発時間に近づくと改札が行われます。出発時間にならないとホームに立ち入る事は出来ない設計の様です。AVEの車体はものすごく汚かった...。

 

列車は定刻通り出発しました。座席は2×2 成田エクスプレスのグリーン席に似ています。しばらくすると食事サービス、ドリンクサービスがありました。食事は軽いボックス提供でしたので期待外れでしたが、車窓が素晴らしかった。時間があれば在来線でゆっくりと鉄道を楽しみたいです。ワインを頂いてお休みモードに。

2時間半はあっという間でカタルーニャ地方バルセロナ に到着です。走行中静音で揺れもほとんどなく快適な鉄道旅になりました。飛行機の速達性には負けますが、旅行客であればRenfe一択です。

続く...。

スペイン・マドリード編!シェンゲン協定内移動をする⑦

移動手段

早朝パリを出発し、はるばる向かうのはスペインです。スペイン・マドリードまで行き方は様々ですが、今回の旅行はショートなので飛行機を選択しました。時間と費用があれば、ゆっくりと鉄道旅をしたいものです。飛行機ですが、レガシー、LCCが乱立状態で選び放題です。今回は短期旅行であるため遅延、欠航をおそれ、また、ヨーロッパのLCCは、かなりクセが強いので嫌厭しました。結果、レガシーのエールフランスを選択。結局の所、ヨーロッパの短時間路線はレガシーとLCCの差異が無いです。例えば機内サービス無し 、受託荷物オプション有料など厳しい面があるのが現状です。ヨーロッパ域内は、特に競争の激化が顕著であるといえます。

セルフチェックインは当たり前?

海外ではセルフチェックインは当たり前の光景です。シャルル・ド・ゴール空港でもセルフチェックイン機が横並びで私をお出迎えしてくれました。操作方法簡単ですが、慣れていないと多少手間取るものです。受託荷物のタグは係のお兄さんに貼って貰いました。後はBording Passを印刷し、受託荷物を預けて終了です。

国内移動感覚でスペインへ

シェンゲン協定とは、ルクセンブルクのシェンゲンで1985年に締結された協定。EU内国境の通行自由化、出入手続きの簡素化を目的としており、実施国間の移動は国内移動となる。(シェンゲン協定実施国26ヶ国) 

今回、国内移動と同じように移動できるシェンゲン協定を初めて体験しました。ヨーロッパ域内の移動は大変便利で旅行者にとって嬉しいものです。

機内の客層はビジネスよりでした。ヨーロッパの日常風景なのかもしれません。エールフランスは機内サービスを実施しており、クロワッサンとコーヒーを頂きました。大変フランスの航空会社らしいサービスです。2時間経ち機体はアドルフォ・スアレスマドリード=バラハス空港に到着。

マドリード散策

マドリード観光の目玉はプラド美術館、ソフィア王妃芸術センターに展示されている「ゲルニカGuernica」です。また、マドリードは街歩きも飽きがこないといえましょう。

空港から市街地までのアクセスは良好です。空港を接続する地下鉄8号線は乗換え路線が多数あり利便性に富んでいます。地下鉄は12号線+R線=13路線構成。

 

 マヨール広場はレストランやカフェに囲まれ、市民や観光客が憩いの場であります。

 

 

マヨール広場を出るとプエルタ・デル・ソルに着きます。ここは各地方へ向かう国道の起点となっています。素敵な看板があったので撮影しました。モノクロにするとより映える気がします。プエルタ・デル・ソルからサン・ヘロニモ通りを下って行くと、目的地のプラド美術館に到着です。プラド美術館は学割0.00€なので大変助かります。その後にソフィア王妃芸術センターにて「ゲルニカ」鑑賞をしました。残念ながら撮影禁止です。


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ホステルはサン・ミゲル市場近くに取りました。市場は大変混み合っており、ゆっくりと食事が取れないと思い、市場でのご飯は断念しました。市場の裏手に、こじんまりとしたレストランが目に付いたため試しに入ってみる事にしました。店主のおじさんが親切で、注文がし易かったのが印象的です。ご近所さんが食事にいらしたのか、皆さんテレビのサッカー中継で盛り上がっていました。流石スペインです。

 

唯一スペイン語が読めたガスパチョを注文

 

 お魚の料理を注文。料理名は分かりませんでした。

 

ワインを飲みすぎてホステルに着くや否や爆睡し、怒涛のマドリード観光は終了です。

続く...

 

 

McDonald'sは一人旅に最適!?⑥


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SOK Video - McDonald's®

ルフレジは便利!

北米・ヨーロッパではセルフレジが導入されています。お隣、韓国もセルフレジが導入されている様です。セルフレジの特徴として、まず多言語設定があることです。とりわけヨーロッパ圏のMcDonald'sは、本当に多言語で驚きました。次に支払い面です。クレジットカードorレジで現金会計が可能。最後に操作面を見ましょう。タッチパネルで直感的に注文が出来、スムーズでした。操作性は申し分ないと思います。

私も実際にセルフレジを使ってみたら、大変便利であることが判明。旅行中かなりの回数でセルフレジを利用した結果、サクサクと注文出来るようになりました。旅行客の私でもメニューをアレンジしたり、オプションを加えたり自由自在です。自分のペースでメニューを選べるのがセルフレジの利点ですね。

物価の高いヨーロッパではMcDonald'か料理店の二択です。後者ですとコストがかかり、食費が嵩みます。うーん...。本当に物価が高いのです。また一人で気軽に食事が出来ないお店も多々あります。そこでMcDonald'の出番であります。McDonald'は安い、早い、簡単注文の3点セット。町中には多数の店舗がありますので、観光中の休憩所としても活用出来ます。他にも現地のご飯に飽きたらMcDonald'に行くなど可能です。メニューは日本マクドナルドより豊富で美味しいのです。もはや使うしかありません。

ローマでは朝食をMcDonald'で済ませました。朝食メニューも豊富です。下記写真はパンケーキ+カフェラテ+オレンジジュースです。オプションにオレンジジュースを選べるのが良いです。Total€4.30。ファストフードの欠点として野菜不足を指摘されますが、サイドメニューのフレンンチフライをサラダに変更可能なので、手軽に野菜を摂る事も出来ます。

 

イタリア、ローマテルミニ駅付近McDonald'
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終わりに

ルフレジが使えるMcDonald'は旅行中大変重宝しました。特に一人旅には最適であると思います。場所によっては治安が悪い店舗もありますので要注意です。日本ではセルフレジの本格的導入には至っておりません。導入が待ち遠しい限りです。人件費削減とキャッシュレスの波と同時に普及は確実であると思います。黒字回復した日本マクドナルドに期待です。