ククイ博士のおでかけ備忘録

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スペイン編!スペイン高速列車AVEで行くバルセロナ⑧

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スペイン鉄道Renfeの高速列車AVEでマドリードからバルセロナまで移動しました。AVEは、スペイン版新幹線といった立ち位置であります。スペインの車窓は美しく、雄大な景色を堪能できます。本記事では軽めにRenfeについて紹介したいと思います。

スペイン鉄道Renfe

Renfeは列車運行を行うレンフェ・オペラドーラ (Renfe Operadora) と、インフラの管理を行うADIF(スペイン鉄道インフラ管理機構)に上下分離されました。旅行中、駅の場所を尋ねる際は、Renfeで通じる様です。

今回は事前にRenfeホームページで切符を購入しました。AVEは全車指定席なので予め予約する事が必要です。切符(オンライン購入割引あり)の購入は簡単ですが、HPはスペイン語のみ対応なので、言語面で多少手間取ります。支払いはクレジットカード、PayPalなど対応しております。ですが、日本のカードですとはじかれてしまい、何度繰り返してもダメでした。流石に埒が明かないという事でPayPalで決済することに。あれ?一発OK。結論Renfeの切符決済はPayPalが良いです。切符の購入が完了するとEチケットが送られてきます。Eチケットは切符になる様ですが、私は紙の切符が欲しかったので印刷しました。駅での印刷方法は簡単でした。特別問題はありません。

スペイン版新幹線AVE

Renfe路線の軌間のほとんどは、ヨーロッパで標準的に使用されている標準軌軌間1435mm)ではなく、広軌軌間1668mm)です。しかし、AVEの場合は標準軌を採用しています。これはフランスのTGVと直通運転を考慮したと考えれます。AVEは時速300キロで主要都市をつなぎます。

Renfeの高速鉄道路線を図示

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AVEは3つのクラスに分かれています。特等Club 1等Preferente、2等Turista。今回は1等のPreferenteにしました。特等と1等は食事サービス込みの料金であります。

マドリードからバルセロナ 1等Preferente 83.50€ 移動時間は2時間半です。対抗する飛行機は1時間半の所要時間です。この路線は鉄道、飛行機とも大変需要があります。

出発時間に近づくと改札が行われます。出発時間にならないとホームに立ち入る事は出来ない設計の様です。AVEの車体はものすごく汚かった...。

 

列車は定刻通り出発しました。座席は2×2 成田エクスプレスのグリーン席に似ています。しばらくすると食事サービス、ドリンクサービスがありました。食事は軽いボックス提供でしたので期待外れでしたが、車窓が素晴らしかった。時間があれば在来線でゆっくりと鉄道を楽しみたいです。ワインを頂いてお休みモードに。

2時間半はあっという間でカタルーニャ地方バルセロナ に到着です。走行中静音で揺れもほとんどなく快適な鉄道旅になりました。飛行機の速達性には負けますが、旅行客であればRenfe一択です。

続く...。