おそロシアにいってみよう!④第2日、3日目
ハバロフスクは素敵な街であり、充実した観光であった。次に向かうのはウラジオストクである。ウラジオストクまではシベリア鉄道、オケアン号を利用する。オケアンとはロシア語でОкеан、大洋の意がある。オケアン号は毎日運行で1等と2等の編成となっている。私はウラジオストクから入国出来なかったので、わざわざシベリア鉄道起点に戻る旅程である。しかし、ただ戻るのでは面白くないと思い、オケアン号の利用を思いついたのだ。
オケアン号に乗車
ハバロフスク20:45発、ウラジオストク08:27着の旅である。シベリア鉄道完乗するには時間が必要だ。しかし、当列車を利用する事でシベリア鉄道を短い時間で感じる事ができる。時間がない方には当列車の利用でシベリア鉄道を短い時間ながら、堪能して頂きたいと思う。
列車は定刻通りにハバロフスク駅に出発した。かなりのスピードでシベリアの大地を駆け抜ける。私は2等寝台の上段を利用した。私の他に若い夫婦がいた。2人は親切で気持ちよく過ごせた。まだロシアに2日ばかりの滞在だが、ロシア人は人が良く優しさがある。
ランチョンマットは大洋をイメージして、海が描かれているものだった。
ペプシを注文した。普段飲むペプシもキリル文字となると別の飲み物のようであった。
ボルシチを注文、ボルシチは一番手軽で私は好きだ。食堂車の店員の皆さんは優しく、丁寧な接客であった。この食堂車のメニューは、ロシア号より幾分か豪華に設定されているようであった。その分、お値段もはる。
翌朝、各部屋に朝食が配られる。基本オケアン号は朝食付きということになる。選択肢はあったが、自動的にプリヌイになった。
列車は定刻通り、ウラジオストク駅にに到着。さて、ウラジオストクの街が呼んでいる。私は、意気揚々と駅から出た。