ククイ博士のおでかけ備忘録

おでかけをゆるゆるとまとめる。

パリ編!パリ近郊ヴェルサイユとルーヴル美術館⑤ 

ヴェルサイユへのアクセス

パリ近郊で日帰りが可能であるヴェルサイユ宮殿は、不動の観光地であると言えます。私は是が非でもヴェルサイユに足を運びたかったので、パリ市内とセットで旅程に組み合わせました。パリ市内とセットで行った結果、丁度良い組み合わせ、いや抜群の組み合わせであると思いました。まずヴェルサイユへのアクセス方法ですが、列車の場合3つあります。

  1. RER©️5線の終点ヴェルサイユ・シャトー・リヴ・ゴーシュ駅(宮殿まで約800m)
  2. Transilienで国鉄モンパルナス駅から、ヴェルサイユ・シャンティ駅(〃約1.6km)
  3. Transilienで国鉄サン・ラザール駅から、ヴェルサイユ・リヴ・ドロワト駅(〃約1,4km)

 今回は、駅から宮殿まで一番近いRER©️線。2と3の選択もありますが、ターミナル駅で迷う可能性を加味すると今回の選択になりました。切符「Mobilis」が利用可能なので、zone1〜4(ヴェルサイユ)€12.40でおでかけしました。次にRER©️線の治安面です。ヴェルサイユ行きの車内は、主に観光客が占めていたので、スリの危険性は低かったと思われます。しかし、中には観光客に紛れてスリが潜んでいる可能性もありますので油断大敵です。

 

ヴェルサイユ・シャトー・リヴ・ゴーシュ駅

 ヴェルサイユ宮殿

ヴェルサイユ宮殿はパリミュージアムパスが利用可能です。料金は€18(日本語オーディオガイド付き)なります。パリミュージアムを利用する一番の決め手になりました。そうです!見学料だけでも多額です...。ヴェルサイユ宮殿は多少混んでいましたが、パリミュージアムパスの恩恵もありサクサクと入場出来ました。受付でMadameから日本語パンフレットを貰うと、流暢な日本語で案内されました。ささやかなおもてなしを受けると心が満たされますね。宮殿内はオーディオガイドでゆっくり観光しても2時間程で十分です。鏡の間は一番の見所、入った途端息を飲む程の美しさでした。ヴェルサイユ宮殿を出ると眼前には庭園が広がります。ここからグラン・トリアノンまで1.5km往復3kmの運動となりました。グラン・トリアノンはパリミュージアム利用可。庭園を散歩していると、かなり丹念に庭の手入れをされてました。お疲れ様です。お散歩もいいですが、プチトラン(€7.50/途中下車可)もあります。この日は日差しが強く暑かったので、そんな時にプチトランに乗るといいですね。とにかくヴェルサイユ宮殿は広すぎる。そして疲れる...。

現段階ではまだ荷物は届いておらず、気持ちは宙ぶらりんでした。ヴェルサイユ宮殿の写真が少ないのは、テンションが下降気味であったという言い訳をしてヴェルサイユ宮殿については終了です。

 

 

3日ぶりの再会⁉︎

荷物が届いているか確認の為、ヴェルサイユ宮殿からホステルに向かいました。ホステル到着後、受付の方に恐る恐る荷物の事を訊いてみると...

スーツケースがあった!!

長旅の影響かスーツケースはボロボロになっていました。私は直ぐに着替え、今度はさっぱりとしたスッキリとした気持ちでパリを闊歩する事が出来ました。もうロスバゲは懲り懲りです。

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夜間開館は使える⁉︎

荷物を受け取り、おでかけ再スタートです。目的地はルーヴル美術館ルーヴル美術館もパリミュージアムパス利用可になります。ルーヴルは水曜、金曜が夜間開館日(〜21:45)です。夜間に入場すると日中よりも空いてますので、モナ・リザなどの人気作品がゆっくり鑑賞出来るという利点があります。私は2時間程度サクサクと見学しました。喉が乾いたのでルーヴル美術館内のスターバックスに入店し、コーヒーで一服。外に出るとちょうど日没寸前でした。ルーヴルの夕景は美しかったです。

 

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ここで写真を撮ってたら、素敵なカップルに写真撮影を頼まれました。カップルでパリは最高ですね。

ホステル近くのモンパルナスでパリ最後の晩餐を取ることに決めました。ムール貝の専門店「レオン・ド・ブリュセル」に訪問。ココット鍋いっぱいのムール貝を楽しめます。ムール貝のセットメニュー€15.90~22.90。ムール貝が一見多い様に見受けられますが、あっさりしていてペロッと完食できます。最後にパリ滞在は短時間でありましたが、ハプニングも含め楽しい時間を過ごせました。パリは本当に楽しい。またいつか訪れたいものです。

 

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 続く...

 

 

 

パリ編! 芸術の都パリを闊歩する④

Bonjour

悲劇のロストバゲージから一夜明けました。旅はまだ序盤ですが、ロスバケの悲劇で気持ちはお腹いっぱい。パリ初日は、適当にパリ市内を観光。とりわけ美術館と+αの構成です。Deepな街歩きではなく、王道の王道といったコースとなりました。それでは、写真と共に街歩きを始めましょう。

Métroでパリを縦横無尽?

Métro(地下鉄)は便利で機能的です。全14路線+RER(高速郊外鉄道)です。メトロは距離に関係なく全線均一料金。私は「Mobils」zone1〜2€7.5を購入して乗車しました。他にも観光客向け「Paris Visite」などがあります。地下鉄の注意事項としては、スリですが旅行中スリに遭遇する事は無く良かったです。

 

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美術館巡りの予定であったので、オルセー美術館でパリミュージアムパス2Days€48を購入しました。美術館を中心に周るのであれば十分に元が取れるだろうと思い選びました。また、優先的に入場出来るなど時短になるので、短時間の旅行をされる方には向いていると思います。

オルセーは朝から大行列でした。私は行列に並ぶのは苦手ですが、並ぶ他ありませんので大人しく並びました。ヨーロッパ旅行は、一つの観光地を見学するのに時間がかかります。ですから、あらかじめ優先順位と作戦を練る必要があると実感しました。次回のヨーロッパ旅行の反省点としたいです。予想以上にオルセー見学で疲れました。やはり美術館巡りは体力との勝負でもあります。

次に向かったのがオルセー美術館から徒歩圏である、ノートルダム大聖堂です。フランスゴシックの傑作は見応えがありました。私は適当に聖堂内部を見学。聖堂内部の見学は無料ですので、オススメです。(聖堂内の宝物館は€5。パリミュージアムパス利用可)

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次に徒歩で向かった場所はサント・シャペルです。シテ島にある、パリ最古のステンドグラスで知られる教会です。(パリミュージアム利用可)入口でセキュリティーチェックがありますが、特に混雑もなく入場出来ました。パシャりと写真を数枚撮りまして満足です。

「聖なる礼拝堂」という名のサント・シャペル。
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遊んでみましたが、ピントが外れた....。

 

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サント・シャペルからまたまた歩き、パリの要、パリの美の中心であるコンコルド広場に到着しました。コンコルド広場からは360度パリの眺望が楽しめます。

 

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コンコルド広場のオベリスクと噴水を入れて撮りました。風向き的に水がこちら側に来て多少濡れてしまいました。

 

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コンコルド広場から見るシャンゼリゼ通りと凱旋門。交通量の多さが圧巻でした。歩いても歩いても飽きがこない街パリです。暫くこのスポットで写真を撮っていました。

 

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街歩きが楽しく、あっという間に時間が過ぎまして時刻は14時半ごろ。お腹が空きましたのでご飯を食べる事にしました。Le Roi du Pot au Feu 家庭料理ポトフのお店です。店内は時間的にガラガラで貸切状態でした。アンティーク調な店内は可愛らしかったです。ポトフ€20を美味しく頂きました。ご馳走さまです。

 

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パリに乾杯!

 

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食後の後は、パリを代表する凱旋門を見学。パリミュージアム(使用可)のおかげでサクッと入場する事が出来ました。パリミュージアムパスは結構使えるのでは?と再認識しました。食後の運動がてら凱旋門の階段を登ると壮観な眺望が広がっていました。パリ市街地の構造がよく分かります。

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 最後にエッフェル塔です。一番セキュリティが厳重であり、たとえエッフェル塔を登らないとしてもセキュリティチェックが必要です。エッフェル塔付近は自由な往来が制限されており、ゲートからでしかアクセス出来ません。塔は近くから見るだけで十分に思った(疲れた)ので外から眺めてエッフェル塔は終了です。エッフェル塔周辺の治安は芳しく無く、スリ?が巧みな技を繰り広げていました。俗に言うインスタ映えを狙いエッフェル塔を撮影。しかし、あまり可愛く撮影することは出来ませんでした...。

 

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終わりに

パリの街歩きは本当に楽しいです。まだまだパリの見所はありますので、また訪れたいと思います。地下鉄含め公共交通機関は、便利かつ安いので大変心強いです。ストは嫌ですが。結局の所、2日目中にスーツケースがホステルに届く事は無かったです。荷物が無いという事は大変痛いと身を持って実感しました。

パリ編!ロストバゲージの悲劇③

空港から市街地アクセス

私は、シャルル・ド・ゴール空港に到着し、ロストバゲージである事が判明しました。もちろんロストバゲージは初めてですので、大変動揺しながら、半分絶望しながらも空港からパリ市街地に向かいました。パリ市街地までの行き方は主に3つあります。①RER B線②Le Bus Direct ③Roissybusです。私はモンパルナス駅付近に宿を取ったので、今回は②のLe Bus Direct L4 モンパルナス方面に乗車です。片道€17という高額バスですが、鉄道のRER B線は治安が悪く、安全を買うという事で高額バスの選択となりました。所要時間は70〜80分程です。

 

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シャルル・ド・ゴール空港を出発すると、フランスの長閑な景色が続きます。GMT+1流石に時差ボケが響いたのか自然と眠りに誘われました。バス車内はとても空いていたので、スリの危険性はほぼありませんでしたが、睡魔との攻防を暫し続けていました。パリの市街地に入ると道が狭くなり、運転スキルが問われます。バスは無事に終点モンパルナス駅に到着。宿は、徒歩圏なのでパリの閑静な住宅街を歩いて向かいます。

パリ宿泊地は14区で決まり!

パリはセーヌ川によって、町は二分されています。川のほぼ中央に浮かぶシテ島の西半分と、ルーヴルのあたりを1区として時計回りの渦巻状に20区が配置されています。この事から、パリの町はエスカルゴと形容されるが多いです。セーヌ川を挟んで北を「右岸」、南を「左岸」と呼びます。

モンパルナスは14区、国鉄モンパルナス駅とモンパルナスタワーを中心とした地区です。シャルル・ド・ゴール空港のアクセスも良好&国鉄モンパルナスからベルサイユ宮殿に行くとも可能です。また、14区は閑静な住宅街であるため、右岸より比較的安全であると考え、この場所に決めました。

宿の名前はEnjoy Hostel。3泊€78。まぁまぁのお値段です。今回はホテルではなくホステルに泊まりました。ホステルに泊まるのは、この旅が初めてになります。物価の高いヨーロッパで真面目にホテルに泊まるとなると、多額の出費です。金欠な私はホステルで我慢し、持続的な旅行をするまでです。受付のフランス人の方は、とても親切でした。また、ロストバゲージの旨を伝えることに成功。当ホステルは朝食付、フランスパンとコーヒーです。部屋はシンプルですが、清潔感が保たれており問題なしです。フランス到着から大変イライラしたので、ホステル近くのスーパーでオランジーナを買って部屋でガブ飲みしました。本場のオランジーナは、美味しかったのですが、日本のオランジーナと大差はありませんでした。ロストバゲージの影響を受け、この日はそのままホステルで過ごし、時差ボケと疲れを取ることに落ち着きました。

 

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続く…

 

カタール航空で行く!ドーハ経由パリ②

2階建てジャンボ機A380に搭乗 

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ドーハ到着後、ラウンジに行き寛ぎましたが、暫くして搭乗時刻が迫ってきたので名残惜しくもゲートに向かうことにしました。次のフライトはQR039 DOH−CDG、機材はA380です。A380は初めて乗りますので、大変楽しみでした。やはり2階型なので外から見ても迫力が違います。そして、搭乗時刻になりアナウンスが始まりました。うーん…アラブ訛りの英語?が大変聞き取りづらく、もはや英語に聞こえなかった…。私は無事に搭乗し、席に着くとあまりの眠さに離陸前から爆睡してしまいました…。記憶がありませんのでカットします。しばらくすると美しいペルシャ湾が見え、地面とのコントラストが素晴らしかったです。安定飛行になると面倒くさい機内食が運ばれて来ました。実質2回目の朝食という事になります。ごちそうさました。6時間強7時間のフライトでありますが、A380と言う事もありエコノミーでも快適でした。カタール航空以外にもA380がアジア路線でもありますので、近いうちに乗りたいですね。パリに着く頃になると景色は大きく様変わりし、北海道の様な牧歌的な風景へとなりました。パリに定刻到着し、ドーハ経由の長時間フライトが終わりを告げました。シャルル・ド・ゴール空港に足を入れると空港のアナウンスからは、フランス語が流れ、遥々フランスに来たなと実感する瞬間でありました。

 

悲劇は起こる…。

EU圏外からの入国を果し、旅の友である受託手荷物を迎いに行きました。だがしかし、30分経っても友は来ず。私は不安に駆られましたが、日本人女性も呆然と立ち尽くして居ましたので、声をかけました。偶然にも彼女もロストバゲージである事が判明したのです。通りすがりの優しい方がバゲージクレームの場所を教えてくださいましたので、二人で向かう事になりました。暫くし、受付で処理をすると正真正銘ロストバゲージ正確にはディレイである事が分かりました。女性も同じく。話を進めると、どうやら彼女はHISのツアー参加者だと言う…惜しくも彼女のロストバゲージ処理が終わるとお互いに「さようなら」と言い別れました。

 

反省?いや猛省

ロストバゲージの影響は大きく、面倒くさいに限るので、今後ショートトランジットをする際には気を付けたいと思いました。具体的な対策としては、海外保険の加入が挙げられます。補償内容に航空機寄託手荷物遅延等費用があります。

航空機寄託手荷物遅延等費用では、航空機搭乗時に航空会社に預けた手荷物の到着が6時間を超えて遅れた場合、お客さまが目的地への到着後、96時間以内に購入した衣類(下着、寝間着等必要不可欠な衣類にかぎります。)・生活必需品(洗面用具、かみそり、くし等をいいます。)の費用およびやむを得ず必要となった身の回り品(購入した衣類や生活必需品を持ち運ぶためのかばん等をいいます。)の費用を、1回の事故につき10万円を限度としてお支払いします。

航空機寄託手荷物遅延等費用 | 補償内容 | 新・海外旅行保険【off!(オフ)】 | 損保ジャパン日本興亜

 

 

今回の旅行では保険に加入していましたので良かったです。特に生活必需品は購入しなかったのですが...。やはり保険加入に越した事は無いですね。今後、ロストバゲージの際には適切な対応が取れると思います。良い経験になりました。

 

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続く…
 

 

 

カタール航空で行く!中東ドーハ トランジット①

Qatar Airways Logo.pngカタール航空は、カタールの首都ドーハにあるマド国際空港を本拠地としています。コードシェアも含め150都市以上の国際的な目的地へ繋がっており、ワンワールドメンバーでアラブ航空会社機構の一員でもあります。) QR813HND−DOHに搭乗しました。機材はA359です。10時間のフライトですがこの機材でまずまずでしょう。CAの方々は皆お綺麗で、サービスも良く好印象です。機内食は特別美味しいという訳でもなくシンプルでした。私は余程疲れていないと飛行機で眠りにつくことが出来ないので、大好きな『ズートピア』を鑑賞しました。やはりこの作品は、不動の教育映画であります。毎度ディズニーには脱帽です。ありがとうございます。 

 

 

早朝、ハマド国際空港に降り立ちトランジット。CDG行きのフライトまでは1時間35分。ハマド国際空港は早朝でありながら人が忙しなく往来しており、ハブ空港であることを見せつけられます。空港内は大変広いので、端から端まで歩くとかなりの時間がかかります。

 

 

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ハマド国際空港の名物、巨大なテディベア


搭乗ゲートの場所も分かり、多少のゆとりが出来ましたので、Priority Passが使えるラウンジ:Al Maha Transit Loungeを目指しました。受付を済まし、ラウンジ内に入ると大変混雑しており飽和状態です。Priority Pass会員が思った以上に多く驚きました。私は、オレンジジュースを頂き、次のフライトまでソファーでゆっくり寛いでいました。続く...

 


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