おそロシアにいってみよう!③第2日目
ハバロフスク市内観光
ハバロフスク駅舎
ハバロフスクの街は歩きやすく迷う点が無い。駅を中心とし、ひたすら真っすぐ歩くとアムール川を見渡せる公園に出られる。もちろん、バスやトロリーバスの交通の便はある。駅からアムール川まで3.8kmは良い運動になる。まず今晩、乗車するオケアン号の下見をする為、ハバロフスク駅に向かった。駅は治安が悪いと思ったが、目立つのは中国人観光客のみで、至って普通であった。最近は、テロ対策の影響で荷物チェックがある。ハバロフスクの場合、簡易的なチェックで特別問題無かった。駅舎は立派で歴史を感じる上、ロシア国鉄の壮大なチャイムがそれを誇張させるようであった。この線路がモスクワまで続いていると考えると感慨深い。
中央市場
駅から真っすぐ歩くと中央市場に着く。市場はカラフルで、ヨーロッパのマーケットの様であった。市場ではイクラ、キャビア、肉、何でも揃っていた。ハバロフスク市民の皆さんも買い物に来ていた。市場ではリンゴとベリー系の果物を買った。私は日本だ青森県産リンゴや長野産リンゴを食べているせいで、市場で買ったリンゴは旨みを一切感じなかった。あれはジャムに適している。
中央市場を抜け、さらに歩くとレーニン広場がある。広場と名のつくものは本当に広い。均等に配置された噴水が美しい。
ハバロフスク駅から真っ直ぐ歩くとアムール川のほとりに到着する。某県、日本一の川幅の比ではない。アムール川は中国から流れ、ロシアを抜け最終的にはオホーツク海へと流れ、豊かなプランクトンを放出してる。その恩恵は北海道に、私達の食卓に美味しい海の幸となって届けくれている。
ウスペンスキー教会
大分歩いたと思い、スマホを確認してみたら20kmを超えていた。足が棒になるまであと一歩という段階であったので、ブログ更新を兼ねて休憩を取ることにした。ハバロフスクはローカルなカフェが多い。値段はリーズナブルだ。確かコーヒーとクロワッサンを頼んでも¥200台後半だったか気がする。コスパに優れてるので利用する価値がある。
カフェを後にするとすっかり夕刻になっていた。街は夕日に照らされると同時に市民の歩幅も大きくなっていく。ハバロフスク観光は1日であったが、この街の良さを知ることが出来た。今のところ、おそロシア体験していない。本当におそロシアなのか懐疑的になる。しかし、本丸はモスクワであり油断大敵だ。
今日は充実した1日であった。Спасибо。